2023年04月14日

清浄度が重要なクリーンルームの清掃方法や種類などを詳しくご紹介

清浄度が重要なクリーンルームの清掃方法や種類などを詳しくご紹介

クリーンルームは清浄度が重要となる清潔な空間のことです。はじめてクリーンルームを建設したときや、日々使用する中での清掃について、どのようにしたらいいのか気になるでしょう。普通の部屋と同じ清掃では清浄度が変化してしまう可能性があるのです。そこで今回は、クリーンルームの清掃方法や種類などについてご紹介いたします。これからクリーンルームを使用する方は、ぜひ参考にしてください。

1.クリーンルーム清掃の種類

クリーンルーム清掃ですが、いくつかの種類が存在しています、大きく分けると以下となります。

1-1.日常清掃

まずは日常清掃です。その名の通り、日常的におこなう清掃のことで、前日あるいは当日に発生した汚れなどを除去することを目的に行われます。清掃をするのは、基本的にクリーンルームを使用した方です。バキュームや純水拭きなどの方法によって、クリーンルーム内を清潔な状態に保ちます。最低でも1日1回はおこなうことになるでしょう。求められるクラスによっては複数回おこなうこともあります。決まった時間に実施するケースが多いのです。

1-2.定期清掃

2つ目の清掃の種類は定期清掃です。日常清掃では落とすことのできていない汚れや、届かない場所に発生している汚れを対象としておこなう清掃となります。いわゆる大掃除のような意味合いと捉えるといいでしょう。一般的には半年に1回のペースで行われます。各エリアや部位ごとに分けた上で、決まった頻度でおこなうのがポイントです。

1-3.特別清掃

3つ目は特別清掃です。これは通常では発生しない特別な状況においておこなう清掃となります。具体的には、クリーンルーム内の間仕切りやレイアウトの変更、機械などの搬入・搬出、事故による汚染の発生などが挙げられます。清掃の内容としては、基本的には鉄器清掃と同じになるでしょう。ただし、清掃後に求められるレベルに関しては明確にした上で実施することになります。

2.クリーンルームの清掃方法

クリーンルームの清掃方法ですが、実際にどのようにして行うのか気になる方も多いでしょう。施設や求められるレベルによって異なる可能性はありますが、基本としては以下のとおりです。

2-1.まずはホコリ取りからおこなう

クリーンルームの清掃において、重要なポイントとなるのが「ホコリを舞い上がらせない」という点です。空気中の微粒子レベルでの清掃を求められるため、ホコリの扱いが大切となります。そこで便利なのが粘着ローラーです。掃除機などをいきなり使用するとホコリが舞ってしまうため、粘着ローラーで表面の埃などの細かいゴミを取り除きましょう。

2-2.上から下に向かっておこなう

掃除の基本となるのが上から下に向かっておこなうということです。重力があるため、ホコリ等は上から下に向かって落ちていくという特性があります。先に床などの低いところから掃除をしてしまうと、その後に棚の上などの高い位置を掃除したときに再び床などが汚れてしまいます。効率が非常に悪いため、上から下に向かっておこなうようにしましょう。

2-3.奥から手前の順におこなう

クリーンルームのように清浄度が重要となる空間での清掃では、奥から手前におこなう順番がおすすめです。手前を掃除してから奥を掃除するという流れにしてしまうと、せっかく清掃を済ませた手前部分に汚れがついてしまうことになるでしょう。奥から手前に向かっておこなっていき、そのまま出入り口を最終点にするというのが理想的です。

2-4.隙間などの狭いところから広いところに向かっておこなう

奥から手前に向かっておこなうのと同じで、隙間などの狭いところから広いところに向かっておこなうようにしましょう。

2-5.拭き取り跡は残さない

ワイパーなどを使って拭き取った際に発生する拭き取りあとは、いわゆるゴミの集合体です。拭き取った際に隅の方に残ってしまうことがよくあります。しかし、」それをそのままにしてしまっては清掃が不完全になってしまうでしょう。しっかりと拭き取り跡もきれいに残さないようにします。

3.クリーンルーム清掃の注意点

クリーンルーム清掃における注意点としては、「人間は汚染物質の塊であることを理解する」という点が挙げられます。普段の生活の中で人体には汚れが付着してしまいますし、皮脂など人体から発生する汚れも存在するでしょう。清掃時にそれらが室内に付着してしまう可能性があるのです。そのことを理解した上で、汚れを付着させないように清掃を行わなければなりません。そのためには清掃ルールや立ち振る舞いが重要です。

4.まとめ

クリーンルームは清浄度を保たなければならないため、清掃方法がとても重要です。いくつか種類のある清掃に共通しているのは、上から下にかけておこなうという点です。徹底的に室内の汚れを微粒子レベルで排除するため、無駄のない手順が求められます。清掃行為がかえって汚染の原因にならないように気をつけましょう。

「株式会社マコトサービス」は、医療などに特化した清掃会社です。クリーンルームの清掃に関しても、環境面の清掃や消毒だけでなく日常清掃に関しても対応しております。クリーンルームの清掃をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください。